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実績紹介

INCHEM TOKYO 2015 日揮様ブース
企画・デザイン

INCHEM TOKYO 2015 第30回プラントショーの日揮株式会社様の展示ブースの企画・デザインを弊社で行いました。
MT-planningではどのような考えでブースデザインを行うのか、担当デザイナー後藤へのインタビューを通してご紹介します。

グラフィックデザイナーとしてのブースデザイン

赤池:INCHEM TOKYO 2013に続き、2015年も担当されましたが、今回お客さまからの要望はどんなものでしたか?

後藤:INCHEM TOKYO 2013のときはお客さまが他ブースにはないデザインにチャレンジされたいとのことで、展示ブースにしては珍しい、ブースを壁で囲う「クローズ型」の提案をさせていただきました。
展示ブースのデザインは来場者をブース内に呼び込みやすいように通路側には壁を設けない「オープン型」が一般的です。
ですからクローズ型のブースというのは会場での知名度や人気の高さに自信がなければ実現できない思い切った案ですが一方でその自信や誇りの表現、またその珍しさから人目を引く存在感は高まります。世界のプラント業界をリードする日揮様ならではのブースでした。
2015年は、2013年のときの存在感、自信、誇りの表現はそのままに、多くの方が足を踏み入れやすいオープン型のデザインを求められました。


赤池:では、今回の展示ブースのデザインでこだわった点をおしえてください。

後藤:展示会はビジネスが生まれる場所です。企業側の伝えたいことが多く詰め込みすぎて、来場者が何を受け取ればよいのかを誘導できず、結果としてコミュニケーションが生まれていないブースがよく見受けられます。
でも、せっかく企業同士がお話をできるチャンスですので、提供情報を整理し、優先順位をつけたデザインで、コミュニケーションを大切にする場所にしたいと考えました。



赤池:具体的にはどのような工夫を行ったのでしょうか?

後藤:私は主にグラフィックデザインをやってきた人間なので、余白が生む間や呼吸が大切だと考えています。
ですから、必要なキーワードをできるかぎり絞り込んだ余白を利用した展示にしました。
あえて情報を削ったキーワードを中心とした展示にすることで、それをもとにしたコミュニケーションが発展するような工夫をしました。

ビジネス全般の相談もされるデザイナーに

赤池:デザインから販売促進、マーケティングなど、一人で多くの領域を担当することが多いMT-planningですが、これからはどんなお客さんとどんな関わり方をしていきたいですか?

後藤:表面的なデザインのお仕事だけでなく、今以上にお客さんや企業さんに踏み込んでいかないといけないと感じております。
お客さんの困っていることには視覚的なこと以外にもなんでもアプローチできるようにならないとなと考えているので、デザイナーのやり方でビジネス全般の相談もされるようになりたいですね。

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