2020 / 07 / 06
個人のゴールの集合体。
MT-planningの組織について(概要編)
MT-planningへようこそ。
私たちは、デザインの力であなたのビジネスを促進させる会社です。現在社員は約20名。
プロダクトデザイン・グラフィックデザイン・Webデザイン・システムデザイン・建築デザインなど専門の違うデザイナーたちとプランナーで日々、企画・デザインを提供して20年になります。
星の数ほどあるデザイン会社ですが、その中で私たちMT-planningが唯一無二のユニークさを持つ点があります。それは「組織」です。
これから数回に分け、私たちMT-planningの組織がどのようにユニークなのかをご紹介します。今回はまずは「概要編」。次回からは具体的な運用方法についてご紹介します。
目次
① "デザイン"を切り口に、個々がそれぞれのビジネスゴールをもっている組織
前述の通り、星の数ほどあるデザイン会社の中でも、私たちMT-planningはユニークな組織体型を構築しています。
組織論でいうと、「自律型組織」「ティール組織」といったものに相当するのか?
経営者がマイクロマネジメントせずとも、おのずと自ら成長する組織とでも言いましょうか。
簡単に言うと、それぞれのメンバーが"デザイン"を切り口に、自由なビジネスを立ち上げ、顧客(ターゲット)を決め、提供価値を決め、一緒に働くチームも自分で決めながら世の中に届けていく。
その集合体がMT-planningという会社です。
好きなビジネスを立ち上げる自由とは引き換えに、会社資産(オフィス環境、資金、メンバー)を活用することに対する費用の支払い責任があります。
それぞれが自分のビジネスの中で得た利益の中からその費用を支払い、残った金額が自分の収入です。
② とはいっても、フリーランスデザイナーの集まりではありません
「MT-planningはフリーランスデザイナーの集まりなの?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、私たちはフリーランスデザイナーの集まりではなく、正社員を中心とした仲間たちで構成される組織体で価値提供をしています。
"安定したチームワークができる" この点は一般的な組織と同じです。固有の技術を持ち、いつも顔を合わせ、ビジネスに対する共通価値観をもつメンバーがいます。「こんな価値をこのお客様に提供したい!」そう思ったときに、安定したチーム編成とプロジェクト遂行が可能です。
前述のように個々のメンバーは独自のビジネスを立ち上げますが、一方で、会社組織体でいること(安定して一緒にいること)で、1人のメンバーが自分のビジネスを展開しながらも同時に他メンバーのビジネスにも参画できるようになっています。
「何をするか」も大切ですが、「誰がやるか」がそれ以上に大切なビジネス活動。
チームメンバーは貴重な資産です。
③ 自律型組織を繁栄させるための経営者の仕事
「個々のビジネス家の集まりならば経営者は何をするのだろう?」と疑問に思われるかもしれません。
この組織においても経営者にはとても大切な仕事があります。
個々のゴールの集合体の組織であるMT-planningを"存続させる"仕事です。
具体的には、
- 前述の資産利用費用額を高すぎず、低すぎず、個々のメンバーのわくわくを維持しながら、会社が存続できる金額に設定すること。
- 個々のメンバーがビジネス上でお金が必要になったときに、提供できる財務管理を行うこと。
- 個々のメンバーがビジネス家であるために、マーケティングリテラシーをアップさせること。
(MT-planningでは、社長によるマーケティング講座が定期的に開催されます) - 個々のメンバーがチーム運営できるよう採用を行い、採用を促し(会社の承認をもらいながら個々のメンバーは採用もできます)、メンバーの共通価値観を醸成していくこと。
(MT-planningでは、社長による行動指針メールマガジンが毎日発行されます)
一般的な管理型組織における売上目標設定や進捗管理とは異なりますが、自律型組織を繁栄させるための経営者の仕事があります。
④ 組織デザイン・財務デザイン・事業デザイン
ビジネスの3要素をまわすためのしくみ
そして、そんな経営者を支えるために、組織デザインを担当する「マネジメントチーム」、財務デザインを担当する「経理・勤労チーム」が社長直下に組織されています。
一般的な組織で言われるところの経営企画室と財務部です。
事業デザインは、前述のようにそれぞれ個々のメンバーに任されています。
このようにしてビジネスの3要素である「組織づくり・財務オペレーション・事業推進」がまわる。
ちょっと変わったデザイン会社、MT-planningです。