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2025 / 03 / 04

専門学校 東京テクニカルカレッジにてUXハッカソンを行いました

2024年12月23日(月)、24日(火)の2日間、専門学校 東京テクニカルカレッジのIoT+AI科にて、UXデザインハッカソンを行いました。

IoT+AI科の学科長である藤原先生よりご依頼をいただき、「UXデザイン」を学生たちに学んでいただくハッカソンを企画しました。

東京テクニカルカレッジ IoT+AI科

先端技術であるIoTとAIの両方を学ぶ学科。「体験的学び」に重きを置き、自ら考え問題解決できる技術者の育成を目標にされています。

東京テクニカルカレッジ IoT+AI科

ユーザーの体験をデザインすること

UXデザイン(User Experience Design)とは、ユーザーが製品やサービスを利用することで得られる一連の"体験"全体をデザインすることです。 普段はプログラミング等でものづくりの技術を学んでいる学生さんたちに、「どんな人に、どんな気持ちになってほしいのか」をグループで考えていただきました。 これは訓練したデザイナーでもとても難しいものですが、これからはデザイナーでない職種でもUXデザインの考え方は必須になっていくと考えています。

ハッカソンの流れ

  1. テーマ設定・・・・3つのテーマからチームで1つ選択
  2. アイディア出し・・付箋を使ったブレインストーミング
  3. 制作・・・・・・・紙ねんどを使ったラピッドプロトタイピング
  4. プレゼン・・・・・スキット(寸劇)を用いて「体験」を発表

3つのテーマ

テーマ1:遠く離れた大切な人とのコミュニケーション × AI+IoT
テーマ2:公共空間 × AI+IoT
テーマ3:TTCの地域貢献 × AI+IoT

付箋を使ったブレインストーミング

はじめのうちは何を書いていいか分からない様子で少し心配でしたが、徐々にチームメンバーとも打ち解け、アイディアを書く手が進んでいきました。付箋をいろいろな切り口でグルーピングし、アイディアを絞り込んでいきました。

紙ねんどを使ったラピッドプロトタイピング

あえて細かい形状を作りにくい紙粘土を使用することで、作ることよりも「どんな体験ができるのか」に注力して考えることができます。自主的にスキット(寸劇)のための小道具をつくるチームもありました。

スキット(寸劇)を用いたプレゼンテーション

「誰にでも使える便利なもの」では本当に魅力的なものはできません。スキットでプレゼンテーションを行うことで、場面や登場人物の感情を想像する必要があるため、ユーザーの一連の体験を確認することができます。日本語の苦手な留学生とも協力して発表を行いました。

まとめ

全てのチームが協力し、少ない時間の中でアイディアをまとめプレゼンテーションを行うことができました。 UXデザインはデザイナーだけでなくさまざまな職種で、社会を良くするために大事な考え方です。 IoT+AI科の学生のみなさんはエンジニア職に就く方が多いと思いますが、今回のハッカソンでUXデザインを学んだことを活かしていただければと思います。

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