太陽

太陽ってなんだろう?

  • 太陽/Sun
  • 直径:1,392,000km

太陽のように、自らエネルギーを作り出し光り輝く天体を「恒星(こうせい)」といいます。星座をかたどる星はすべて恒星です。恒星のまわりを回る天体を「惑星(わくせい)」、惑星のまわりを回る天体を「衛星(えいせい)」といいます。

水素とヘリウムが主な成分である太陽は、核融合反応(かくゆうごうはんのう)を起こして、ばく大な光のエネルギーを放出して輝いています。

表面に見える「黒点(こくてん)」のまわりでは、強力な磁場が生じ「太陽フレア」と呼ばれる巨大な爆発現象を起こしています。外側には100万℃以上にもなる超高温のガス層「コロナ」があり、電気を帯びた小さな粒子(プラズマ)が吹き出しています。この粒子は「太陽風(たいようふう)」となって太陽系の端まで飛んでいきます。

太陽から放出されるエネルギーが、太陽系の天体に様々な影響を与えています。

惑星や衛星は自ら輝いているのではなく、太陽の光のエネルギーを反射して輝いてみえるのです。

太陽から放出された太陽風は地球に達し、オーロラを発生させます。太陽フレアが活発になると電波通信障害が起きることもあります。そして、太陽からの熱や光のエネルギーは、地球の生物の体内に取り込まれ、生命維持のエネルギーになるのです。