天文

天文単位とは?

  • 天文単位
    au/
    Astronomical Unit

「天文単位(てんもんたんい)」とは太陽系の距離を測るのに便利な単位で、太陽から地球までの距離を1天文単位(au)と表します。約1億5000万kmです。

太陽から木星までの距離は5天文単位、土星までは10天文単位、天王星までは20天文単位、海王星までは30天文単位、冥王星までは40天文単位です。

  • 光年
    ly/Light-Year

太陽系の外の宇宙の距離を表すには「光年(こうねん)」という単位がよく使われます。1光年は光が1年間に進む距離のことです。光は1秒間に約30万km進みます。これは、地球を7周半する距離です。約1億5000万km離れた太陽からの光は、8分19秒かかって地球に届きます。この光が1年間進んだ先が、1光年です。約9兆4600億kmあります。

太陽系から最も近い恒星(こうせい)である「ケンタウルス座アルファ星」は、4.3光年です。おおいぬ座のシリウスまでは8.6光年、わし座のアルタイル(彦星)までは17光年、こと座のベガ(織姫)までは25光年、はくちょう座のデネブまでは1400光年あります。

天の川銀河の中心までは、約26000光年もあります。